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2014年10月09日

靴のできるまで 7(仮縫いの製作〜試着〜修正)

シリーズ「靴のできるまで」、前回までで、木型・型紙・中底の加工ができました。
次の工程はできた型紙を使っての革への型入れになるのですが、本番用の革での製作に入る前に仮縫いを作っていきます。

つり込みまでの工程は本番とだいたい一緒です。
本番と異なる点は革の質、革の端の処理の省略、補強の省略、等でしょうか。
穴飾りも雰囲気が伝わらないと困るので全てあけますし、縫製もキチンとやります。

つり込みまで終えたら、大雑把にスクイ縫いをして、本番と同じくらいのテンションをかけます。それからシャンクを入れ、これもやはり本番と同等の厚さのソール・ヒールを仮留めして、仮縫いの完成です。

…仮縫い完成の写真を撮り忘れたようです。ごめんなさい。

ただ文章のみで書くと何の事だかわからないと思いますが、それぞれの工程は後で丁寧に説明しますので、楽しみにしていてください。

仮縫いができたらお客さまにお越しいただいて仮合わせをします。
まず履いて立った状態で履き心地のチェックします。その後、実際に外を少し歩いていただいて履き心地をチェックしていきます。立っているときには何ともなかった所が歩いてみると気になるということもよくあることなので、小さな違和感でもしっかりと書き留めておきます。

karinui.jpg

仮合わせが終わったら、お客さまと相談して、使う革などを決めていきます。
この時点で作るモデルの変更はできませんが、革やステッチの色等は変えることは可能です。

お客さまが帰られたら、修正箇所を木型や型紙に反映させていきます。
だいたいは木型のみの修正になりますが、履き口がくるぶしに当たってしまう場合など、たまに型紙の修正が入ることもあります。

kigatasyuusei.jpg
今回は木型のみの修正。
内側・外側両サイドの補正を少し増やし、その分高さを抑えるように削りました。
修正前と比較すると違いがわかるでしょうか。

今回は文章が多くなってしまいましたね。
仮合わせが終わったので、次回からいよいよ本番用の靴の製作に入っていきます。

posted by cacica at 20:02| 靴のできるまで 2014-16