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2016年02月17日

靴のできるまで 19(つま先革・積み上げの接着)

ようやく完成が見えてきた不定期連載「靴のできるまで」、前回のソール接着の続きからです。

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つま先の革部分を本底用の資材から切り出し、ソールとつながるところを斜めに漉きます。
(つま先が革になっている理由はこちら

toe02.jpg
ソールの時と同じように底付け用接着剤で接着。

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ヒールの積み上げは3枚積みのものを使います。
カーブの先端が尖りすぎていて傷みやすいので、グラインダで削って、カーブを少しなだらかにしています。左が加工前、右が加工後。

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ヒール型を採って、トップリフト(接地面のゴム)を切り出します。厚み8ミリの合成ゴムです。

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トップリフトと積み上げを置き、その上にそのまま靴本体を乗せると、高さ・角度が合わず隙間があいてしまいます。

heel04.jpg
そこで、積み上げの接着面に角度をつけるとともにお椀状に削ることで、隙間なくピタリと乗るようにします。

heel05.jpg
お椀をほり、大きさを整えた積み上げ。
アゴ(前の部分)は接着後に仕上げがしにくいので、この時点で仕上げておきます。

heel06.jpg
積み上げも本体に接着し、つま先とともにぐるりと削りまわします。

posted by cacica at 22:14| 靴のできるまで 2014-16