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2010年10月01日

靴のできるまで その5

アッパーがまとまったら、中底を打ち付けてある木型に被せて、靴の形にしていきます。

ワニ(ペンチのような道具)で引っ張り、ポンポン(革を叩くハンマー)で叩き、たくさんの釘と少しの接着剤で木型に沿わせるようにして固定していきます。踵芯を入れたり、先芯を入れたりするのもこの段階です。

dekirumade11.jpg

夢中で作業していて、途中の写真を撮り忘れました。
ということで、釣り込み終了。
長い釘は倒しておくと、革をグッと引けて、木型にピタッと沿わせることができます。
次の工程で糸が引っ掛かる心配もありません。

釣り込みが終わったら、すくい縫いの準備。
ウェルトと糸を用意します。
ウェルトは銀面を剥いて、先に着色しておきます。
このときの色はソールの色で決めています。

糸は以前は自分で縒るものを使っていましたが、手間がかかるので、最近は縒ってあるものを使っています。
チャン(松脂と油を煮たもの)を擦り込んで、強度を高めておきます。

dekirumade12.jpg

写真上がウェルト。
着色後と着色前。
下が糸。
チャンを擦り込んだものとそのままのもの。


準備ができたら、すくい縫いに入ります。
つづく。

posted by cacica at 07:50| 靴のできるまで 2010