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2010年10月21日

靴のできるまで その8

次はソールを貼り付ける工程です。
合成ゴムを大判のシートからソールより少し大きめに切り出します。
後に積み上げが付く所のザラザラをグラインダで平らにしておいて、本体と接着。

接着には底付け用の接着剤を使います。
製甲(アッパーまとめ)用よりも強力ですが、プライマ(下処理剤)で下地を作ったり、革には二度塗りしたり、接着まで30分程乾かしたり、色々と時間がかかるので、その間に次の工程の準備や他の作業をすることが多いです。

ソールがついたら周りを軽く削り回して、次は積み上げの接着。
積み上げは厚めの革を3枚重ねたもの。
木のようにも見えますが、革です。

dekirumade19.jpg

ソール側のヒール接着面はできるだけ平らにしておきますが、それでも微妙に湾曲しているので、隙間ができないようにそこにあわせてヒールの接着面もグラインダで凹型に削ります。
写真左が加工前、写真右が加工&接着剤塗布後。

それからソールと同じように接着、削り。

dekirumade20.jpg

ヒールの形が整ったら耐久性を増すために釘を打ち、最後にゴム製のトップリフト(ヒール接地面)を接着して、削り回します。
ソール・ヒールの作業はこれで終わりなので、キレイな形になるように、左右の差がないように整えます。

これでようやく靴の形になりました。
が、まだ完成ではありません。
この後に仕上げを施していきます。

ということで、つづく。

posted by cacica at 18:40| 靴のできるまで 2010