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2010年09月05日

靴のできるまで その1

普段あまり目にすることのない、靴作りの様子。
靴をどのように作っていくのか、気になる方もいると思いますので、何回かに分けて紹介していくことにしました。

今回の靴は展示会に向けての新作サンプルとなりますので、パターンオーダーの製法です。採寸、仮縫いの工程は省略しますが、また機会があればそのあたりのことにも触れていきたいと思います。


ということで、まずは木型を用意するところから。
木型と言っていますが、実際にはプラスティック製のプラ型。
木製に比べ安価な上、湿度による膨張・収縮がないということで、最近の主流です。

dekirumade01.jpg

写真は革を貼って補正し、採寸時の足の形や数値を反映させたもの。
ちなみに、レディースサンプルは奥さんの木型を使っています。


これを元にパターンを描き、型紙を作ります。

dekirumade02.jpg

写真左の白いのが裏革の型、右のグレーの部分があるのが表革の型。
厚紙を使う職人さんが多いのですが、保存のときに場所をとるし、薄くても充分なので、私は普通紙一枚。
場合によっては2枚貼り合わせ。

型紙を作ったら表革、裏革の型入れ・裁断に入りますが、その前に木型には中底(靴を履いたときに足の乗るパーツ)を打ちつけてクセを付けておきます。

中底を荒断ち(輪郭より少し大きめに切る)
 ↓
銀面(革の表面)を剥く
 ↓
水で濡らしてから釘で木型に打ち付ける
 ↓
自転車のタイヤチューブで巻いて一晩置く


手順としてはこんな感じです。
作業しながら写真を撮るのが意外に大変なので、端折ったシリーズになりそうですが、続けてみます。

ということで、続く。

posted by cacica at 21:53| 靴のできるまで 2010