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2010年09月09日

靴のできるまで その4

さて、中底ができたらアッパーのまとめに入ります。
漉き・コバ処理の終わったパーツ同士を貼って、ミシンで縫っていきますが、複雑なものだと縫う順番なども考えないといけません。

作業の合間に、先芯、踵芯、玉縁を作ったりもします。

先芯は靴のつま先に入れる芯。硬くなっている部分です。色々な素材がありますが、工房で使っているのは合成芯というもの。ゴワゴワした布のようなものですが、シンナーに浸して乾かすとカチッと固まります。

踵芯はカカトの部分に入れる芯。工房では床革というものを使っています。繊維は締まっていますが銀面はなく、なんとなくザラザラした革。これを漉いて厚みを調整して使います。

玉縁は靴の履き口の補強のために入れるテープ状の革。
革のみで作る場合が多いですが、私は補強のテープも入れてアッパーと同じ革で作ります。

dekirumade09.jpg

写真上が玉縁、左が踵芯、右が先芯。
先芯、踵芯の出番は次の工程なので、ちょっと待機。
玉縁はアッパーをまとめるときに履き口に挟むように貼り付けて縫っていきます。

dekirumade10.jpg

アッパーのまとめは、ミシンで縫うだけでなく、飾り穴をあけたり、重要な部分は手縫いでかがったりもします。
そんなこんなで、アッパー完成です。
ちょっと靴っぽくなりました。

つづく。

posted by cacica at 19:08| 靴のできるまで 2010