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2013年03月07日

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たくさん使います。

posted by cacica at 20:32| 靴のこと・道具のこと

2013年02月19日

すくい縫い

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今日の作業はすくい縫い。
あとでウェルトが締まるように、水を打ちながら一針一針縫っていきます。

posted by cacica at 23:35| 靴のこと・道具のこと

2013年02月07日

TAPIR

以前から使ってみたかった靴用クリームを買いました。
ドイツのTAPIR(タピール)というメーカーの「レーダーバルサム」というものです。

タピールのシューケア用品にはクリームや乳液、防水スプレー等がありますが、どれも天然素材のみで作られているのが特徴で、いわゆる靴クリームの臭いではなく、やさしいオレンジの香りがします。

少し使ってみましたが、素手で扱うことができるので、分量がわかりやすく付け過ぎずに済みますし、体温によって柔らかくなるので革に馴染ませやすいです。

tapir.jpg

バクが描かれている缶も素敵です。

posted by cacica at 20:00| 靴のこと・道具のこと

2013年01月12日

右足の痛みとソールの厚み

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普段歩き回ることが少ないせいか、身体のバランスが悪くなっているからか、最近、右足の裏に痛い箇所があります。履く靴によっても程度は変わるので、もしかしたらどれかの靴に(自分の靴は色々試していたりするので)問題があるのかもしれません。

いずれにしろ、根本的に解決するのが一番ですが、応急的な処置としてもう少しソールが柔らかかったら良いな、と思ったりもします。そこからさらに、パターンオーダーにソールの厚みを指定できるオプションがあると便利かな、と考えたりしています。オプションはやり始めるときりがなくなりそうですし、システムが煩雑になりそうなので、迷うところですが。

とりあえず、身体のバランスが一番の原因と思われるので、一度整体にでも行ってみようかと思っています。

posted by cacica at 22:29| 靴のこと・道具のこと

2012年11月10日

藍染めの靴

以前、柿渋の革を使った靴を製作させていただいたお客さまからのオーダーで、今度は藍染めの革を使った靴を製作しました。

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前回の柿渋は工房で塗布しましたが、今回の藍染めの革は、革屋さんで購入していただきました。タンニンなめしの革の色を抜いた後、銀面に藍染めを施したというその革は、独特の質感で扱いがちょっと大変でしたが、自然な風合いの青が魅力的です。
今後、どのように表情が変化していくのか、とても楽しみですね。


※現在はパターンオーダーのみの展開とさせていただいておりますので、上記の靴のオーダーはできません。ご了承ください。

posted by cacica at 23:50| 靴のこと・道具のこと

2012年10月29日

かたちの記憶

アッパーを木型に釣り込んだら、そこから2週間は寝かせておくようにしています。
たいていは釣り込み以降の作業を続けているうちにタイミング良く完成するのですが、たとえ全ての工程が終わってしまったとしても、何もせずに2週間が経つまではそのままにしておきます。

すぐに抜いてしまうと、テンションをかけた状態の革が元に戻ろうとして、木型どおりの寸法にならなかったり、型崩れしたりしてしまうので、それを防ぐために、しっかりと革に形を記憶させるのです。

hiduke.jpg

釣り込んだ日付は忘れないように紙に書いて貼っておきます。

posted by cacica at 22:33| 靴のこと・道具のこと

2012年10月11日

合成クレープのソール

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常に地面に接するソールには、合成クレープの素材を使っています。
スマートな革底ではなく、ゴツゴツと凹凸のあるソールでもなく。
アスファルトの上を歩く、都市生活者のためのソールです。

posted by cacica at 22:38| 靴のこと・道具のこと

2012年10月01日

スクイ縫いの作業時間

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今日測ったら、片足50分くらいで縫うことができました。
当初よりずいぶんと速くなりましたが、下穴をあけていることを考えると、もう少しスピードアップしたいところ。

もちろん正確さ優先です。

posted by cacica at 22:41| 靴のこと・道具のこと

2012年09月29日

革を選ぶ

靴を作る上で、革はとても重要なポジションを占める素材なので、今よりも良い革はないかといつも探しています。一口に良い革といっても、なめしの方法、繊維の締まり具合、銀面のキレイさ、ツヤの有無、しなやかさ等々、確認していくことはたくさんありますが、納得のできるものはとても少ないのが現状です。

海外有名タンナーのものなど、高価で質の良い革というのは当たり前に存在しますが、それでは靴自体の価格も高くなってしまうため、魅力を感じることはありません。私にとっての良い革というのは、コストパフォーマンスの高い革ということなのです。


先日、新しい革屋さんに行って色々とお話をしてきました。
国内のタンナーの革を取り扱っているのですが、思っていたよりも安価で手に入りそうで、聞けば仕入れの仕方や革の加工にかなり工夫をされている様子。革に対する熱意に頭が下がりました。

近いうちに発注する予定なので、良い革が仕入れられたらご紹介しますね。

posted by cacica at 22:55| 靴のこと・道具のこと

2012年09月27日

c-101

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だいぶ時間がかかってしまいましたが、新しい木型c-101が完成しました。
今使っている木型c-01を、足の細い方向けに改良したものです。

足長を伸ばし、甲を低く(その分踏まずも浅く)してあります。
つま先を伸ばした分、シャープになりすぎてしまうので、トウシェイプをやや丸くし、高さ方向にもふくらみをつけ、柔らかい印象になるよう心掛けました。

新しい木型ができたから今までのものを使わない、ということではなく、足に合わせて使い分けていくことを考えています。

posted by cacica at 22:08| 靴のこと・道具のこと

2012年08月24日

グラインダのベルト交換

少し前に、グラインダを使っていると、ガタンガタンという音がすることに気がつきました。大掛かりな掃除をしても治まらず、あちこちを確認してみるとゴムのベルトが劣化して段差ができているために音がする様子。ということで、お世話になっている根本製作所にベルトを送っていただき、交換しました。

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普段あまり開けることのないグラインダの裏側、モーターが見えます。
ここにベルト(Vベルトというのだそうです)を掛けて…。

gbelt02.jpg

こちらは表側。
表のカバーとペーパーのついているゴムプーリーをはずして、こちらにもベルトを掛ければ、交換は完了。

無事に交換ができて、また快適に使えるようになりました。

posted by cacica at 22:12| 靴のこと・道具のこと

2012年06月28日

モデルラスト切削中

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現在、新しいオリジナルラストを切削中です。
早く仕上げられると良いのですが…。

posted by cacica at 23:32| 靴のこと・道具のこと

2012年05月12日

お客さまの靴

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さいたま市内のお客さまです。

右足は左足よりも足長が長く、左足には麻痺と変形があり、既成の靴ではどちらも指が当たって履けないとのことで、工房にお越しいただきました。お越しいただいた時には、スニーカーの当たる部分をハサミでくり抜いたものを履いており、なんとも痛々しい様子でした。

パターンオーダーの靴では対応できないため、今回はお客さまと話し合って靴の形を決めていくことにしました。結果、甲の内側にファスナー、外側にゴム、トウの形は指に干渉しないように丸くする、ということに。

左足のフィッティングは特に難しく、仮縫いでは小指にかなりの当たりが出てしまったため、木型の形を大胆に修正することにしました。靴の形以外にも、ファスナーの位置や長さ、ゴムの大きさなど、細かいところにも気を配って製作した甲斐あって、納品時には、問題なく履いて歩くことができました。


現在、Cacicaではパターンオーダーによる靴製作で、日常を足元から支えることを目指していますが、やはりそれだけでは対応できないこともあり、考えさせられます。靴や足でお困りの方の靴を話し合いながら作っていくこと。それも、フットワークの軽い私たちのような小さな靴工房の役割なのだと思います。

posted by cacica at 22:17| 靴のこと・道具のこと

2012年05月08日

チャン

今日はチャンを煮ました。
チャンというのは、松脂とサラダ油、それに少しの蜜蝋からできているもので、スクイ縫いの時の麻糸に強度を持たせるために使います。(こちらこちらを参照)

煮ている時はこんな感じ。

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電気コンロとオタマ、それから小さめのボウルに水を用意して、オタマに材料を入れてコンロにかけます。

実際にチャンを糸に擦り込むときは、いつでも同じ硬さが良いのですが、残念ながら気温によって硬さはかわってしまうので、季節毎に作り直さなければなりません。気温によって材料の配合を変え、一般的には夏用と冬用を作る職人さんが多いかと思いますが、私は少なめに作っているので、四季ごとに作っている感じです。

さて、硬さをチェックしつつ弱火で煮たら、おもむろに傍らのボウルの水をかき混ぜて渦を作ります。

chan2.jpg

クルクルと水流ができたところで、その中にチャンを流し込むと、中心でまとまるので、それを手で掬い、なんとなく良い形にして、余った革で挟めば、チャンの完成です。
ちょっとおいしそうに見えますね。
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posted by cacica at 23:45| 靴のこと・道具のこと

2012年04月15日

シート状のソール

今まで使っていたソール用の合成クレープが少なくなってきたので、新たに買い足しました。厚みはいくつかあるのですが、今回は6ミリのもの。使い勝手が良いので、すぐになくなります。

sole.jpg

広げてみるとこんな感じ。
おおよそ畳一畳分というところでしょうか。
これをその都度、剪定バサミで切り出して使っていくことになります。

posted by cacica at 07:40| 靴のこと・道具のこと

2012年02月24日

アデレイド+ビブラムトップリフト

少し前に自分で履いている靴のトップリフト(カカト接地面)が減って交換のタイミングになったので、ビブラム社のトップリフトを使ってみることにしました。一足ずつ売っているものではなく、シート状になっていて切り出すタイプのものです。

vibram.jpg

色は合成ゴムのソールに近いベージュで。
パターンオーダーを始める際に、ヒールの仕様をビブラムにすることも検討したのですが、色の違いと削ったときの臭いにどうしても馴染めず、見送ったのでした。

それはさておき履いた時の感じですが、噂通り(?)確かに減りにくいです。しかし材質が硬いためか、もしくは合成ゴムの履き心地に慣れているせいか、長時間歩いていると踵への突き上げ感が気になりました。色や臭いのこともありますし、次の交換の際には通常の合成ゴムのトップリフトに戻す予定です。

色々とあるソールの材質、やはり履いてみないとわからないこともたくさんあり、一つ一つが勉強になっています。

posted by cacica at 22:27| 靴のこと・道具のこと

2012年02月03日

つま先の剥離防止

靴の底付けで、セメント(接着剤で貼りつける)製法の場合、接着時に充分な強度が得られなかったり、履いていてつまづいたりすると、つま先部分のソールが剥がれてきてしまうことがあります。

そんなときはそのまま貼り直しても良いかもしれませんが、再発が気になるところ。
かといって、マッケイ縫い(靴の内側からソールを縫っていく方法)はちょっと面倒です。
ということで、接着をもっと確実にできるような方法がないかと思い、今回は奥さんの作った靴で試してみたのがこちら。

hakuribousi.jpg

ソールのつま先部分を革にして接着、その後、真鍮の釘で打ち付けてあります。
革にしたことで耐摩耗性は落ちますが、今回は接着強度優先ということで、革(本体)+ゴム(ソール)よりも接着の相性の良い革+革にしてみました。
真鍮釘はなくても良いかと思いましたが、念のため。長めのものしかなかったので、(足にささることのないように)長さを調整して使っています。釘の頭が大きくて目立ちますが、短いものにすればそれも小さくなるので、気にならないかと思います。

蹴りだしの際に滑りやすくなりそうですが、今のところ、そんなこともないようです。
あまり見ない仕様ですが、常識にとらわれずにやってみるのも良いかもしれません。

posted by cacica at 22:10| 靴のこと・道具のこと

2012年01月17日

ギリー+ビルケンソール

一昨年の展示会後、ギリーのサンプルを母親に履いてもらっていました。(あらかじめ採寸して製作してあったのです)

しばらくは普通に履いていたのですが、膝の具合が悪くなったため靴の重さが堪えるようになってきたとのこと。
せっかくなので、先日手に入れたビルケンシュトックのスポンジソール(6ミリ)に張り替えてみました。

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ミッドソールを剥がさずともオールソールはできたのですが、それではあまり軽くならないかと思い、ミッドソールも3ミリの床革から1.5ミリのヌメ革に変更しました。普通に考えればかなり薄めで接地の際の衝撃がありそうですが、今回はソールと積み上げ分のEVAスポンジで衝撃は吸収できるだろうという判断です。
問題があった場合はすぐに対応できるのが身内の良いところ。色々試します。

その後しばらく履いてもらいましたが、特に問題はなさそうです。
持った感じはあまり重さの変化はありませんでしたが、履くとだいぶ違うとのこと。
うっかり忘れてしまいましたがオールソール前後で重さを測っておけば良かったです。

スポンジソールはゴムよりも多少軽くなりますが、減りやすいのがちょっと残念。
そのあたりは用途や好みに合わせてといったところでしょうか。

現在のパターンオーダーではソールは合成クレープのみとなりますが、いずれオプション扱いでソールバリエーションを増やしても良いかも、と思っています。

posted by cacica at 23:50| 靴のこと・道具のこと

2012年01月05日

アクシデント

ウェルトとソールを縫いつける際に使うダシ針を年明け早々に折りました。
折ることは滅多になく、たぶん前に折ったのは2年ほど前になるかと思います。
前回も今回も、折れたのは柄との接合部分。

oretadasibari.jpg

前回は多少短くなりはしたものの、柄に差し込み直して使い続けることができたのですが、今回は差し込み直したところ、手に馴染みにくく水膨れすらできはじめたので、使うのはやめておきました。予備があるので、作業は滞りなく進めることができましたが、今まで気に入って使っていたものだけに、ちょっと残念。

これから新しい一年が始まろうというタイミングでのアクシデントですが、おかげで気を引き締めて靴作りをしていけそうです。

posted by cacica at 22:27| 靴のこと・道具のこと

2011年12月28日

パターンオーダー以外の靴

現在工房で作っているのはパターンオーダーによる靴ですが、たまにそれ以外のものも作ったりします。

靴の形からのオーダーの場合、どうしても内容が細かくなってしまうため、通常はお断りさせていただいていますが、昔からのお客さまから、もしくは友人知人からの場合は好みがわかっていたり、足の形がわかっていたりしていて、その分、気が楽ということもあるので、作らせていただいています。

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黒×白の変形内羽根フルブローグ
ステッチダウン製法

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薄茶の外羽根
ステッチダウン製法


それ以外では、お話をいただいて面白そうだと思った靴の場合。
めったにありませんが、つい好奇心に負けてしまうことがあります。

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柿渋を塗ったヌメ革で作った靴
ハンドソーンウェルテッド製法

posted by cacica at 23:20| 靴のこと・道具のこと